REPORT

竹田×武雄×久留米
道ばたトークライブ

【道ばたTALKLIVE】竹田×武雄×久留米の地方3者が集まったら、こうなった

2015年10月25日に、竹田(大分)×武雄(佐賀)-×久留米(福岡)の三市が集まり「本当の意味で地域が繋がるには?」をテーマに、道ばたトークライブを実施しました。
大分の竹田と言えば移住政策が、NHK「あさイチ」やNHK大分「ドキュメント挑」等で紹介されていたり、2015年 日本「住みたい田舎」ベストランキング 総合6位!「チャレンジしたい若者におすすめの田舎」部門 第1位!『田舎暮らしの本』~(宝島社発行)より~ だったりと全国的にも有名な街。そして佐賀の武雄市と言えば、市の図書館にTUTAYAやスターバックスを入れたり、また楼門100周年記念事業「佐賀・武雄のあかり〜未来を照らす武雄のあかり展~」でチームラボとコラボ開催したりとこれ、また有名で人気地である。そんな両市の人達が久留米にきてしかも道ばたでトークライブをするなんて、なんてオモシロそうな企画なんでしょう(笑)しかも関西大学の先生も乱入!!今回はそのトークライブ会場となった日曜市の会場担当者さんこももさんにライティングをお願いしました。ではこももさん宜しくお願い致します!
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10月のくるめ日曜市

私は、久留米の明治通り沿いで毎月最終日曜日に開催されている「くるめ日曜市」のお手伝いさせて頂いてるスタッフの一人で「こもも」と言います。

今まさに、道ばたトークライブがはじまろうとしていました。
「あかん!イベントはじまるのに椅子足らん。道路も人でいっぱいで通れへん。」
この日は急遽イベントの交通整理をしていました。
予想外のハプニングや段取りの悪さに心乱す中、ラジオを聞き流すかのようにライブを聞いていました。
その時あるトークライブゲストのこんな声が聞こえてきました。

「自分の直感でイイと思った事は進んでみればいい。周りがなんていっても。ありきたりの考えの中に新しい事は生まれない。」という言葉から地域おこしの話がはじまりました。
その言葉がずっとひっかかり『そういえばこの日曜市も久留米中心地街を元気にしたいと思って毎月最終日曜日ほとめき通り商店街の明治通りアーケード上にてマーケットを開催するようになったけど、はじめのころは出展者数も今の半分、お客様もぽつ・・ぽつ。前例もない試みに「いつまで続くかな」って言われた事もあったなぁ。』と昔を振り返りながらトークライブの話に耳を傾けるようになってました。

さらに話題が地域に根付くという内容に進んだ時、「田舎は受け入れられるのが大変なんですよ。まず地域の人とつながる為に声かけからはじめましたね。」というゲストの発言がありました。その話を『そう~コレ!!日曜市は筑後の特産品がいっぱいある、新鮮な野菜、美味しい食べ物もいっぱいある、でも何よりいつも変らぬ笑顔で声をかけてくれる人たちがいる、それが醍醐味!!なんか温かいです。行くとワクワクするんです。そんな人のつながりや温かさのおかげで私もこのしんどいボランティアが今日まで続いたんだろうなぁ』と感謝の気持ちでいっぱいになりながら聞いているうちに、次第にトークに引き込まれてゆき、いつしか私の顔も笑顔に変わっていました。

人が歩き流れる道の日常と「     」

私は業務しながらだったので、内容を掻い摘んでしか聞けませんでした。
終わった後は「あーもっとしっかり聞きたかった。」という気持ちに変えられていた事は事実です(笑)。
会議室などの部屋の中やステージ上ではなく、あたりまえの道でいつも通りの「日常」で、卓を囲んでお酒を飲みながらの気軽なトーク、内容もお国自慢や、自分の現在に至る経緯、メンバーとの出会い・・・とさまざまな話題がありましたが、話の至る所に宝となる言葉が落ちていた。
何よりやる気がもらえるライブだと私は思います。
直感でピンときたかたは、ぜひ聞いてみてください。素敵なセレンディピティがおこるかも♪

企画・編集・写真/visionAreal おきなまさひと